漢方飲み方

漢方薬は一般的に食前、もしくは食間に服用します。

食前というのは食事の30分前

食間というのは食後2時間後の、食事と食事の間の時間のことを指します(食間は食事中の意味ではありません)。

どちらにも共通しているのはお腹にご飯が入っていない状況ですね。お腹に何も入っていない食前、食間に漢方薬を服用することが多いです。

漢方薬を空腹に服用する理由としてはその方が一般的に吸収がいいとされているからです。

しかし食前、食間だと飲み忘れが多かったり、胃腸の調子を気にされたりする先生によっては食後に服用するようにいわれることがあります。食後に飲んではいけないということはありません。飲み忘れて漢方薬を飲まないよりも、忘れたときは食後でもいいので飲んでくださいといわれることもあります。一概に食前、食間がいいとはいえず、状況によって異なります。

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漢方飲むときはお湯がいい??

現在では漢方薬はエキス顆粒という形で普及しています。エキス顆粒というのは成分を抽出したものを粉状にしたものです。きちんと時間をかけて煎じたものをドリップコーヒーとすると、その成分からつくられるエキス顆粒はインスタントコーヒーに例えられます。本来のドリップコーヒーに近づけるためにもお湯、白湯で服用することが推奨されます。もちろんお仕事や外出しているときもあるので、家で余裕があるときはお湯や白湯で服用してみてください。漢方薬は香りも大事になるので、温かいと香りも際立ちます。

漢方薬を飲みやすくする工夫

お湯や白湯に溶かした場合は直接服用するしかありませんが、顆粒を直接口に入れて服用するときは先に白湯を少し口に含んでから顆粒を入れると口やのどに粉が残りにくくなります。

オブラートの正しい使い方?

オブラートを使って飲むのもおすすめです。手間はかかりますが、口に顆粒が残らなくなります。

オブラートの正しい使い方はご存知ですか?
当たり前のことですが、意外と知られていません。
透明なシートで薬を包んで、口に入れるだけだと思っていないですか?

オブラートが口に張り付いて困ると思っていませんか?

もしかしたら使い方が違っているかもしれません。

少しのことでオブラートが口に張り付きにくくなる方法があります。

それは薬を透明なシートで包んだあと、口に入れる前に少しそれを水で濡らすことです。シートが水に濡れることでツルンとのどを通るようになります。水に浸しすぎるとオブラートは破けてしますので、濡らしすぎは注意です。

水に少し濡らすだけで驚くほど口に張り付かなくなります!

 

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