立効散
歯の痛みに使われる立効散です。
服用の注意点として「本剤は口にふくんでゆっくり服用する。」。
口にとどめることで局所での止痛作用をより発揮します。
立効散に含まれている細辛には局所麻酔作用があり、それを意識していると思われます。
立効散は歯の痛みに効かせるため、口にふくんでゆっくり飲んでください。
目次
立効散の効能効果は?
ツムラの添付文書には「抜歯後の疼痛、歯痛」と記載があります。
立効散に入っている生薬は?
細辛・升麻・防風・竜胆・甘草の5つの生薬から構成されています。
細辛には局所麻酔作用があり、止痛します。
防風、升麻にて痛みの原因となる風を発散します。
竜胆は苦寒の生薬であり、痛みの原因の火を清火します。
細辛の温性と竜胆の寒性を合わせることで立効散全体としては平の漢方薬になっています。
立効散の医療用のメーカーごとの違いは?
大手3社(ツムラ、クラシエ、コタロー)の生薬量を調べてみましたが、扱いがあるのはツムラのみでした。
立効散の市販薬おすすめは?
立効散の市販薬を探したのですが、みつけることができませんでした。