生薬– category –
生薬の違いについて
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連翹(れんぎょう)の効能効果とは?
連翹は清熱、解毒、散結消腫の働きから、温熱、丹毒、癰瘍腫毒、瘰癧、小便淋閉に応用されます。 連翹気味:苦 涼帰経:心・小腸 【連翹の働きとは?】 連翹はレンギョウの果実を乾燥させたものです。 連翹の見た目からも、軽そうな見た目をしています。 ... -
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升麻(しょうま)の効能効果とは?
升麻は発表透疹、清熱解毒、升陽挙陥の働きから、時気疫厲、頭痛寒熱、喉痛、口瘡、斑疹不透、中気下陥、久瀉久痢、脱肛、婦女崩帯、子宮下陥、癰腫瘡毒に応用されます。 升麻気味:甘・辛 涼帰経:脾・胃・肺・大腸 【升麻の働きとは?】 升麻はショウマ... -
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延胡索(えんごさく)の効能効果とは?
延胡索は活血散瘀、理気止痛の働きから心腹腰膝疼痛、打撲、瘀血による痛み、生理不順などに応用されます。 延胡索気味:辛・苦 温帰経:肝・脾・心・肺 【延胡索の働きとは?】 延胡索はケシ科植物の塊茎を乾燥させたもの。 延胡索の働きを一言でまとめ... -
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丹参(たんじん)の効能効果とは?
活血袪瘀、通経止痛、清心除煩、涼血消腫の効能から、胸痺心痛、脘腹脇痛、癥瘕積聚、熱痺疼痛、心煩不眠、月経不調、通経経閉、瘡瘍腫痛に応用されます。 丹参気味:苦 涼帰経:心・肝 【丹参の働きとは?】 丹参はタンジンの根を乾燥させたものです。 ... -
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茵蔯蒿(いんちんこう)の効能効能とは?
茵蔯蒿は清利湿熱、利胆退黄の効能から、黄疸尿少、湿温暑湿、湿瘡搔痒に応用されます。 茵蔯蒿気味:苦 涼帰経:脾・胃・肝・胆 【茵蔯蒿の入った漢方薬は?】 茵蔯は茵蔯蒿湯、茵蔯五苓散、一加減正気散、鎮肝熄風湯などにつかわれています。 【茵蔯蒿... -
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羗活(きょうかつ)の効能効果は?
羌活は解表散寒、祛風勝湿、止痛の効能から、風寒感冒、風寒湿痺、項強筋急、骨折酸疼、風水浮腫、瘍疽瘡毒に応用されます。 羌活気味:辛・苦 温帰経:膀胱・肝・腎 【羌活の入った漢方薬は?】 羗活は敗毒散をはじめとする荊防敗毒散、連翹敗毒散につか... -
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杭菊花(こうきくか)の効能効果は?
杭菊花は疎散風熱、平肝明目、清熱解毒の働きから止痢、消炎、明目、降圧、降脂、強身に応用されます。 杭菊花気味:甘・微苦 微寒帰経:肺・肝 抵抗の”抗”と漢字が似ていますが、こちらは手へんで、杭菊花の”杭”は木へんです。 【杭菊花が入っている漢方... -
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香附子(こうぶし)の効能効果は?
香附子は理気解欝、調経止痛の働きから、肝鬱気滞、消化不良、月経不調、経閉通経、寒疝腹痛、乳房脹痛、胸・脇・脘腹脹痛に応用されます。 香附子気味:辛・微苦・微甘 平帰経:肝・三焦 【香附子の入った漢方薬は?】 香附子は気薬の代表生薬であり、香... -
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貝母(ばいも)の効能効果とは?
貝母は清熱潤肺、化痰止咳、泄熱散結の働きがあります。 【貝母とは?】 貝母は“貝の母”と書きますが、ユリ科の植物の鱗茎です。貝母は化痰薬ではありますが、半夏とは性質が全く異なります。 去痰薬として有名な半夏(麦門冬湯など)は温燥の生薬であり、痰... -
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藿香(かっこう)
藿香はパチョリ(パチュリー)の全草のことです。香りがよく、ライトなウッディな香りがします。香砂六君子湯、藿香正気散、瀉黄散、甘露消毒丹などに入っています。 藿香が入った代表方剤は藿香正気散です。夏の湿度が高い時期に冷えが入り、かぜひいたとき...