中医学用語– category –
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中医学用語
脾
脾 漢方での脾と西洋医学での脾臓は全く異なり、理解が一番難しい部分です。西洋医学での脾臓は赤血球の回収の場となっています。赤血球の寿命は120日で、脾臓で回収されると聞いたことがあるかもしれません。漢方において脾は広い意味で消化吸収機能全... -
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肝
肝と肝臓では通じている部分もありますが、現在とは異なる中医学の考えもあります。 【】 「人動なればすなわち血は諸経に運び、人静なればすなわち血は肝の臓に帰す」からも肝は血液を貯蔵する臓器であり、血の量を調整している臓器であることがわかりま... -
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心
心 西洋医学での心臓と漢方においての心は似ているところが多くあり、理解しやすいと思います。 【】 西洋の心臓と同じく、脈打ち、血(けつ)を循環させる働きをしているという意味があります。それだけでなく、血をつくる働きもあります。血脈をつかさど... -
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肺
肺 肺は西洋での肺臓と同じように呼吸の機能と中医学特有の機能があります。 【】 肺は気を主るのは西洋でも同じ考えです。“気”という言葉がわかりにくいのであれば、空“気”とするとわかりやすくなります(気は空“気”、元“気”など様々な言葉に置き換えるこ... -
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腎
腎 腎臓として水を担当しているのは西洋と同じですが、それ以外にも重要な役割を担っている臓器です。 【】 西洋医学の考えでも、漢方の世界でも水を担当しているのは同じです。腎の機能が弱くなると、身体の外に出さないといけないものが溜まってしまい、... -
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水について
水(津液) 津液(しんえき)と読みます。いわゆる水のことです。津液があることで身体が潤され、乾燥を防ぎます。津液が過剰になれば鼻水、浮腫みなどに影響がでます。血と水で異なる点として血はエネルギーを持っていますが、水にはそういった性質はあり... -
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血について解説
血(けつ) 西洋での血のイメージに近いところもあります。中医学では酸素を運ぶだけなく、濃いエネルギーを伝える物質としての意味合いがあります。気も血もどちらもエネルギーをもっていますが、血は液体で冷やす作用があります(気を衛陽、血を営陰とい... -
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気について解説
気 気という言葉自体はよく聞きますよね。 元気がない、気力がある、勇気がいるなど。 漢方の世界では形のないエネルギーであり、物質のこと。 イメージしづらいと思うのでまずは気の働き・機能について解説します。 【】 ・推動 血や水をめぐらせる能力の...
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