生薬– category –
生薬の違いについて
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生薬
下品・下薬
『神農本草経』中品・中薬に記載のある生薬をまとめました。 普段つかっている生薬名を左に記載し、その名前順で並べています。 【〇〇】は『神農本草経』に記載されている生薬名で、なるべく漢字も同じ字体をつかっています。 例えば黄柏であれば、 黄柏... -
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中品・中薬
『神農本草経』中品・中薬に記載のある生薬をまとめました。 普段つかっている生薬名を左に記載し、その名前順で並べています。 【〇〇】は『神農本草経』に記載されている生薬名で、なるべく漢字も同じ字体をつかっています。 例えば黄柏であれば、 黄柏... -
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上品・上薬
『神農本草経』上品・上薬に記載のある生薬をまとめました。 普段つかっている生薬名を左に記載し、その名前順で並べています。 【〇〇】は『神農本草経』に記載されている生薬名で、なるべく漢字も同じ字体をつかっています。 例えば黄柏であれば、 黄柏... -
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牛房子・牛蒡子(ごぼうし)
牛房子はゴボウの種子です。普段食べているのはゴボウの根で、タネは漢方薬に使われています。 牛房子は消風散、銀翹散、柴胡清肝湯、普済消毒飲、透膿散に入っています。 【現代中医学】 気味:辛・苦 寒 帰経:肺・胃 効能:疏散風熱,宣肺透疹,利咽散... -
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車前子(しゃぜんし)
車前子はオオバコの種子のことです。オオバコの種皮は水分を含むと数十倍の膨らむ性質を利用し、満腹感を得やすいということでオオバコダイエットというものもあります。 車前子は竜胆瀉肝湯、清心連子飲、牛車腎気丸、五淋散、八正散、易黄湯、完帯湯など... -
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肉荳蔲(にくずく)・ナツメグ
肉荳蔲(にくずく)はナツメグのことで日常生活ではハンバーグなどに入れる香辛料としてつかわれます。漢方では肉荳蔲といいます。肉荳蔲は四神丸、健脾丸などに使われています。 似た名前の生薬に白豆蔲、肉従蓉というものがあるため、名前の間違いに注意が... -
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小茴香(しょうういきょう)・フェンネル
小茴香は西洋ではフェンネルというハーブとして親しまれ、料理・お菓子などに入っています。小茴香・フェンネルは西洋でも東洋でも親しまれている生薬といえます。 ちなみに”小”茴香に対し、”大”茴香も存在します。大茴香は八角ともよばれ、料理によく使用... -
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遠志(おんじ)
遠志でオンジと読みます。最近では”中年期以降の物忘れの改善”の生薬として注目を集めています。 『神農本草経』の遠志の効能にも” 耳目聡明不忘”と書かれ、1800年以上前からそのような効果があることはわかっていたようです。 遠志はイトヒメハギの根皮で... -
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紫苑(しおん)
紫苑は射干麻黄湯、止嗽散、補肺湯など咳に関する漢方薬のときに配合されています。 【現代中医学】 気味:辛・苦 温 帰経:肺 効能:温肺、下気、消痰、止咳の効能のため、風寒咳嗽気喘、虚労咳吐膿血、喉痺(のどが腫れて息がしづらい)、小便不利に応用... -
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補骨脂(ほこつし)・オランダビュ
補骨脂はオランダビュの成熟した果実です。主に補腎薬としてつかわれることが多い生薬です。 補骨脂は四神丸、青蛾丸、補腎安胎飲、黒錫丹などに入っています。 【現代中医学】 気味:辛・苦・渋 大温 帰経:腎・脾 効能:補腎壮陽、補脾健胃、止瀉の効能...