紅花 (こうか)

紅花というのは文字の通りベニバナのことです。

 

ベニバナは満開のときは黄色い花をつけていますが、満開の時期を過ぎると花は赤色に変化していきます。

色も真っ赤であることもからも血に働く生薬であることは想像できます。

 

 

紅花は活血化瘀の目的で使用され、桃紅四物湯、血腑逐瘀湯、通導散、補陽還五湯、治頭瘡一方などに入っています。



目次

現代中医学

気味:辛・温

帰経:心・肝

効能:活血化瘀、散瘀止痛の効能から、閉経、通経、悪露不行、胸痹心痛、瘀滞腹痛、胸脇刺痛、跌打損傷に応用される

葉天士解本草

気味:辛 温

帰経:肝・肺

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『葉天士解本草』

気温。味辛。無毒。主産後血暈口噤。腹内悪血不盡絞痛。胎死腹中。並酒煮服。亦主蠱毒。

紅花気温。稟天春和之木気。入足厥陰肝経。味辛無毒。得地西方之金味。入手太陰肺経。気味俱升。陽也。

肝為蔵血之蔵。生生之経。後血暈口噤者。産後則肝血不蔵。肝枯則風熾。所以血暈而口噤也。治風先治血。血行風自滅。紅花辛温潤血。所以主之。

内悪血不盡絞痛。胎死腹中。皆血寒不行。不能養肝之故。紅花辛温。活血暢肝。所以主之也。

並酒煎服者。藉酒活血潤血之力也。

亦主蠱毒者。辛温則散毒可解也。

 

気温。味辛。無毒。

紅花気温。稟天春和之木気。入足厥陰肝経。味辛無毒。得地西方之金味。入手太陰肺経。気味俱升。陽也。

産後血暈口噤。

肝為蔵血之蔵。生生之経。後血暈口噤者。産後則肝血不蔵。肝枯則風熾。所以血暈而口噤也。治風先治血。血行風自滅。紅花辛温潤血。所以主之。

腹内悪血不盡絞痛。

内悪血不盡絞痛。胎死腹中。皆血寒不行。不能養肝之故。紅花辛温。活血暢肝。所以主之也。

胎死腹中。

内悪血不盡絞痛。胎死腹中。皆血寒不行。不能養肝之故。紅花辛温。活血暢肝。所以主之也。

並酒煮服。亦主

並酒煎服者。藉酒活血潤血之力也。

蠱毒。

亦主蠱毒者。辛温則散毒可解也。

 

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